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とりどりえほん

絵本好きのWebディレクターが、毎回テーマにそって、絵本を数冊紹介していくブログです。

楽しめるのは大人の特権…精巧・緻密なしかけ絵本

ひらくと絵が飛び出してきたり、向きを変えると違う絵が見えてきたり…見る人のハートをつかむ、しかけ絵本。最近はいろんなアイデアのしかけ絵本がありますが、今回は、大人だからこそ楽しめる、ちょっと凝ったしかけ・ストーリーの絵本を紹介します。

それぞれamazonリンク先で、本を開いたときの写真が掲載されています。気になった本はぜひチェックしてみてください!

不思議の国のアリス

ベストセラーにもなっていたので、ご存知の方も多いと思いますが、「不思議の国のアリス」しかけ絵本。子供の頃ディズニーアニメで見ていたのとは違う、グッとアンティーク感のあるイラストのアーティスティックな1冊です。

薬を飲んで大きくなってしまったところや、トランプの女王においかけられてトランプの舞うシーンなど、ページいっぱいの飛び出す仕掛けの迫力はもちろん、ティーカップなどストーリーのすみに施された小さな仕掛けも、非常に精巧に出来ています。(子どもに触らせたら破かれそうで怖いレベル!)

きちんとしたストーリーも改めて楽しむことが出来、まさに大人向けな1冊。

北斎 ポップアップで味わう不思議な世界

多くの人々に愛される江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎。私自身、何度か展示会も行っていて、画集も持っていますが、この本はまた別物!として持っています!

大胆で潔い構図が美しい北斎の絵は、平面でも立体的に描かれていますが、飛び出すしかけ絵本になると、その世界観がより際立ち、大変美しく感動を呼びます。表紙の「富嶽三十六景」や「鳳凰図屏風」をはじめ、北斎の有名な作品をさらに立体的に蘇らせたこの絵本は、たくさんの人に見てもらいたい1冊です!

フラワー・フェアリーズ(花の妖精たち)のお話

 

妖精の絵本を多く描かれている、シシリー・メアリー バーカーさんの1冊。原作(英語・右側)版のほうがより世界観が美しく感じるのでそちらをおすすめしたいのですが、ほとんど取り扱いが無いようなので、翻訳版(左側)を紹介します。

特筆すべきは絵・装丁の美しさ。前に紹介した2作品に比べ、飛び出すしかけ自体はそこまで派手ではないですが、みひらきいっぱいに広がる幻想的で優しく美しい世界は本当に癒やされます。大人の女性にぜひ読んでほしい1冊。

360°BOOK 富士山 Mount FUJI

絵本、というよりはインテリア的な1冊を紹介。表表紙・裏表紙をくっつけるように開くと、各ページがジャバラのように広がり、立体的な富士山が登場するようになっています。富士山をとりまく雲、ツル、おひさまもとても美しく、ギフトにも喜ばれること間違い無し。

地球・白雪姫のりんごの木版もありますが、富士山が一番おすすめです!

もうひとつの研究所パラパラブックス

手のひらにおさまるような、小さななサイズのパラパラ絵本。パラパラ絵本といってもこちらは大人向けなリッチ絵本。

光の玉がモミ林の中をとんでいく「クリスマスの足音」、コガネムシ?が穴(本当に穴が開いている)を掘り進んでいく「むしくいさま」、モネの世界観を蘇らせた「パラパラ名画 Monet / モネ 印象、日の出 」など、それぞれのパラパラ絵本に新しい「しかけ」がほどこされています。