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とりどりえほん

絵本好きのWebディレクターが、毎回テーマにそって、絵本を数冊紹介していくブログです。

大人にオススメ。あたたかくほろ苦い、友情を描く絵本5冊

友情をテーマに描かれた名作は、たくさんありますが

子供の頃と大人になってから読むのとでは、感じることも違うもの。

今回は、友情テーマの中でも

家やカフェでリラックスしている時
一人でコーヒーを飲みながら
ゆっくり味わいたいような
切なく、けれどじんわりあたたかい。

そんな絵本を5冊紹介します。

わすれられないおくりもの

スーザン・バーレイの名作。

「アナグマは 
 自分の年だと、死ぬのが、そう遠くはないことも
 知っていました。」

そしてまもなく、アナグマは息をひきとります。

アナグマを慕っていた多くの動物たちは、大いに悲しみ

みんなでその悲しみを乗り越えようとします。

大人になると、人との出会いはもちろん、別れを経験することもある。

「別れ」を知っているからこそわかる、この本の美しさ。

ぜひ手にとってみてください。

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

  • 作者: スーザン・バーレイ,小川仁央
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1986/10
  • メディア: 大型本
  • 購入: 19人 クリック: 252回
 

おおきな木

少年とおおきな木は、仲良し。

生きる時間軸の異なる2人、やがて少年は成長し、おおきな木のもとを訪れなくなる。

大人になってから読むと、どちらの気持ちも手を取るように理解できすぎて、

何度読んでも涙が溢れてきてしまいます(思い出しても泣きそう)

疲れたあなたの涙活に、ぜひ1冊。

おおきな木

おおきな木

  • 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,村上春樹
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 11人 クリック: 84回
 

 

スーホの白い馬

モンゴルの伝統楽器「モリンホール(馬頭琴)」の由来にまつわる民話。

小学校の国語の教科書で、一度読んだことがあり。

当時は理不尽さにただただ打ちのめされたのですが、

大人になった今、改めて読むと

悲壮なストーリー、それを際立たせる情緒的な絵は

幼少の頃よりも、心に来るものがあります。

スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)

スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 大塚勇三,赤羽末吉
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1967/10/01
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 6人 クリック: 166回
 

 

てんぐちゃん

ひとりで静かに暮らしているおばあさんのもとへ、

あるひフラリと、バクがやってくる。

バクは、過去の記憶とともにおばあさんの夢に現れて、

少しずつ幸せを与えてくれる。

宇野亜喜良さんの、憂いを帯びた美しい絵がノスタルジーをかきたてます。

てんぐちゃん (日本の絵本)

てんぐちゃん (日本の絵本)

  • 作者: 今江祥智,宇野亜喜良
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 大型本
 

 

ふたりのねこ

捨てねこと、ぼろぼろなねこのぬいぐるみ。

同じようで全く違うふたり。

ヒグチユウコさんのレトロで可愛らしい絵柄にわずか含まれる毒。

ハッピーエンドなのに、何もなかったことにはできない切なさが

「大人な絵本」感満載です。

アートブック的にも、かざっておきたい1冊。

 

ふたりのねこ

ふたりのねこ

  • 作者: ヒグチユウコ
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2014/12/01
  • メディア: 大型本
 

 深夜営業しているカフェや、お一人様バーのソファ席の脇に、マガジンラックを置いて
こういう本を飾ったら、素敵なんじゃないかな。